野村「ID」野球と落合「オレ流」野球―徹底検証 日本一になるための戦略と戦術の作り方

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野村「ID」野球と落合「オレ流」野球―徹底検証 日本一になるための戦略と戦術の作り方

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845422661
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0070

内容説明

野村克也のもとでエースに育ち、落合博満のもとで引退の覚悟を決めた、沢村賞投手の川崎憲次郎だからこそわかる、二人が「不世出の名将」と評される理由。

目次

第1章 強いチームの作り方(失敗から何を学ぶか、どう立ち直るか;人生のピンチのときを支えてくれた野村監督の「人生訓」 ほか)
第2章 勝つために必要なこと(マスコミにしゃべる野村監督しゃべらない落合監督;心理戦で優位に立った落合監督の秘密厳守 ほか)
第3章 名将が求める人材(川相昌弘を獲ったのはスペシャリストだから;生まれつきの才能に注意を払ってみろ ほか)
第4章 選手の再生と復活を信じる(選手を復活させる野村再生工場;最初の処方箋は心のケア ほか)
第5章 この人について行って良かった(戦わずして相手チームの「選手」と「作戦」を潰した;奇策を用いた「勇気」と「覚悟」 ほか)

著者等紹介

川崎憲次郎[カワサキケンジロウ]
1971年大分県生まれ。1988年津久見高校3年時に、ドラフト1位でヤクルト・スワローズに入団。高卒ルーキーとしてのプロ入り一年目に開幕ベンチ入りを果たし、その年24試合に登板し4勝4敗。さらにその翌年の90年には弱冠19歳ながらローテーション入りし、年間200イニングスを超える働きでチームの柱として一躍檜舞台に躍り出た。その後、故障による苦悶の日々を乗り越え、98年には最多勝を獲得。さらに同年、投手として最高の名誉である沢村賞を受賞。04年10月に現役引退を発表。その後野球解説者、野球指導者を経て、2013年から千葉ロッテマリーンズ一軍ブルペンコーチに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

31
野村氏、落合氏両氏の著作も数作読んでいるが、選手としての両監督を語ったという意味では面白い。ただ、どちらかというと新な発見は残念ながら無かったと言える。しかし、両氏に共通しているのは、選手への思いやりがその選手を動かしたという事実です。川崎氏も二人の監督の思いに心を動かされこの本を執筆し、二人のマスコミからでは見えない矜持を紹介したという事実が残る。まあ。野球に興味があるぼくとしてはもう少し、配球等の技術に関することももう少し盛り込んでほしかった。2015/08/06

katoyann

16
ヤクルトスワローズと中日ドラゴンズに所属した元プロ野球選手が仕えた2人の監督について、実体験を基に比較検証している。野村克也は作戦を練ることを重視してミーティングを徹底的に行うことでチームの向上を図ったのに対し、落合博満は細かい作戦よりも練習を徹底的に行い、戦力の向上を図ったとされる。強いチームを作るためにディフェンスの強化を重視したという点では共通性があるという。性格面では怒りっぽく見える野村だが、実は選手思いの優しい監督だという。ただ、落合に対する感謝の念の方が強調されているようだった。2024/01/26

SU

3
凄く興味深かった。川崎さんの今後の指導者としての生き方も興味有ります。2013/07/22

台所のティラノザウルス

2
心にしみるいい言葉がいっぱいありました。2013/05/07

もういっこみかん

2
落合監督が就任して川崎憲次郎を開幕投手に指名した話は有名だけど、川崎目線での監督話は興味あったから読んでみた。両氏とも褒めたたえてるだけだったけど。2013/05/04

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