目次
河西回廊を西へ
山岳鉄道で天山山脈を越えて天山南路へ
熱砂のタクラマカン砂漠縦断
世界の屋根パミル高原再び
天山山脈を再び鉄道で越える
中国新疆歴史の街
絲綢之路起点西安
山岳道路カラコラムハイウェイをパキスタンへ
中央アジアのシルクロード遺跡と今
ヘレニズム伝来と仏像発祥の地ガンダーラ
ユーラシア大陸シルクロード東の終着点韓国
ユーラシア大陸西のシルクロード終着点イスタンブール
シルクロード東の終着点奈良
著者等紹介
田中信義[タナカノブヨシ]
1934年、高松市生まれ。横浜市在住。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。専門は高分子化学。下宿住まいの間に京都・奈良の歴史建造物を500ヵ所訪ねた。総合化学工業入社。研究所勤務の後、技術士事務所開設。登録技術部門は情報工学/応用理学。業務で訪れたアジアの国々での見聞からシルクロードにはまり遺跡と辺境をたどった。現在NPO法人の運営に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
65
シルクロードで写真を撮るなんて、うらやましい。会津八一 南京新昌。 開山堂なる鑑真の像に。 とこしへに ねむりて おはせ おおてらの いまの すがたに うちなかむよは 秋艸道人。 おほてらの まろきはしらの つきかげを つちにふみつつ ものをこそおもへ。 個人的には、写真はもうすこし淡い感じの印刷仕上がりが好きかも。2013/03/11
K子
1
著者が実際にシルクロードの各地に足を運び、写真を撮った地について、歴史を絡めて語ったもの。 鮮やかで大きい写真が豊富で、ビジュアル的になかなか良いと思いますが、必ずしも写真中心というわけではなく、文章の方が分量は多いです。知識は豊富ではありますが、学術書ではなく旅行記かエッセイという趣です。あちこち、それこそ朝鮮半島や奈良まで扱っているので、一箇所あたりの記述はあっさりめというのはあります。 2016/09/24
長谷川弾
0
好きだなー2018/05/12