内容説明
現代の英知が人間の根源を見つめる。
目次
第1章 人生にも経営にも通じるいのちの生かし方(稲盛和夫)
第2章 遺伝子を「オン」にしていのちを輝かす(村上和雄)
第3章 統合医療―伝統の知恵と近代医学の融合(渥美和彦)
第4章 二十一世紀の物理学でいのちに迫る(米沢富美子)
第5章 人知を超えた宿命を生かし運命に学ぶ(中森じゅあん)
第6章 いのちとは何か、生きるとは何か(下村満子)
終章 天が実体験で悟らせた「いのちとは何か、生きるとは何か」(下村満子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
4
★★★★★ 2010年3月20日発行 2006年発行された「ありがとう おかげさま」の内容を一部加筆し、再出版した本。もとは2005年に開催された「いのちとは何か、生きるとは何か」のシンポジウムでの基調講演を本にしたもの。経営者、物理学者、医学者、算命学の大家による命とは、生きるとは何かの講演であるが、何故か全ては同じ所に行きつく。それはサムシンググレートにより、人間は生かされているということ。下村さんの死についての、大海と波の比喩は確かに解りやすい。それにしても下村さんがこんなに素晴らしい方だったとは。2014/07/21