目次
1章 何にも縛られることはない
2章 力を抜く、もっと抜く
3章 裸になって自分の仏に戻ればいい
4章 死ぬも生きるも同じこと
5章 どの人間も知恵そのものだ
6章 その場に体をもっていけばああもできる、こうもできる
7章 世の中、愉快で愉快でたまらぬぞ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
66
人生、いかに生きるかを仏法の視点で語っています。自分を何かに当てはめるように生きるから苦しくなるのであり、自由にこだわりを捨て、ゆったり生きることが愉快に人生を謳歌できるのですね。ありのまま、ゆったりと、時に流されていく。本当は縛るものやこだわることはないのですから。2018/10/28
優希
44
何事も決められ、先が不安になる世の中をいかに生きるかというコツが仏法の視点から描かれています。型にはめられる生き方ではなく、力を抜いて流れるような生き方こそ愉快に自由に生きられると教えられました。何かに縛られているのは損であり、本当に「らしく」生きるのはありのまま、瞬間を大事にすることなんですね。現代社会は不自由なことだらけですが、そこから脱却し、自由になれることこそ本来の自分の生き方を貫くことなんですね。気にしないでありのままでいいと言われているようで何だか安心感を持ちました。偉大な本です。2014/09/05
ぷりん
11
再読。ご縁があってお話を聞き、買ってしまいました。話を聞いて、泣けたのを覚えています。うまくいかないときだったから。 昨年、大仙院に行ったご縁でまた読みました。今、ここを頑張るのみ。力がわきました。くよくよ悩まず、今を頑張りたいと思いました。2022/01/16
マサトク
2
坊主エッセイ。わりとゆるい感じではあるが、執着を捨ててその場その場を生ききること、への方向性が詰まっているのは勉強になった。感覚的な生き方をしてる人にはもっと響くのかもなあ。2014/11/05