出版社内容情報
生まれて初めて美術館へ行ったマシューは、その夜不思議な夢を見て、画家になることを決心します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
122
レオニのいつもながらのねずみが主人公の絵本です。今回は、両親に医者になるよう期待される主人公が絵に魅せられて画家となって成功する物語です。話は他愛ないのですが、色彩が非常にきれいで眺めているだけでいい心持になります。2018/02/25
MI
86
ねずみのマシューが描いたゆめのお話。マシューはクラスの子どもたちと美術館を見学した。絵をじっくりと観察して、将来絵描きになると絵を描く練習をした。絵に魅了されたマシュー。絵を描くことの楽しさを教えてくれる絵本2023/09/14
つくよみ
59
図書館本:ねずみのマシューが、美術館に行ったことをきっかけに絵描きになるお話。「ここには せかいが まるごと あると、マシューは おもった。」自分も美術館に行って、こんな感想を持てるかどうか、試してみたい。また、そういう視点を持てれば、マシューのように世界の全てが輝いてみえるのだろうか。そういう世界を、自分も見てみたい。絵柄も可愛く、考えさせられる内容。良い本だった。2013/08/11
パフちゃん@かのん変更
54
貧乏なマシューの親はマシューが大きくなったら医者になると期待していた。ある日、学校で連れて行ってくれた美術館でマシューは絵描きになりたいと夢を持つ。そして実際マシューは素晴らしい絵描きになって大成功し、お金持ちにもなり、綺麗なお嫁さんと結婚する。絵描きのサクセスストーリーだ。でも、普通は医者を期待する親との葛藤があったり、絵描きでは食べていけないものなんだけどね。2017/12/14
ゆのん
52
【絵本】貧しいねずみが美術館に行った事をきっかけに画家になる話。貧乏から脱出する為に両親は息子に期待し、将来は医者に…。医者=成功というのは国が違えど同じなんだなと思った。子供には無限の可能性が開けている。美術や音楽など色々なものに触れるのは大切。3152019/10/19