目次
カラー・ページ
全姿を見せないで
不恰好
省資源
人格化
使用前・使用後
水あそび
あれこれ
シンプル・フレイズ
著者等紹介
西尾忠久[ニシオタダヒサ]
鳥取市生。関西大学卒。東京コピーライターズクラブの「名誉の殿堂」入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キジネコ
51
正直な広告を作りたい!NYで起業されたドイル・デーン・バーンバック社がVWアメリカ法人と出会い伝説的な「20世紀最高の広告キャンペーン」がスタートしました。テーマは、あのビートル。例えば気密性の高い車体は水に浮いてしまう…それを実証した写真に「近道の為に購入を検討するのはやめてね」と大真面目に警告し、簡潔な主語述語目的語で構成された、お手本の様な文章が添えられています。かぶと虫は両生類ではない…とか。CM集がそのまま絵本になるか?なるなあ~、の楽しい本です。製造ラインが止まっても記憶は永遠に残る!たぶん…2018/11/06
ishicoro
2
一生モノ的ロングセラー製品はこういう価値だけを伝えるスタイルの広告がしっくりきますね。最近工業製品でこういう広告をあまり見ることがなくなって残念ですな。この広告作ってたDDBって会社、ちょっと調べてみようかな。2016/12/01
HALI_HALI
2
デザインを変えていない、不凍液を使っていない、検査員による品質管理、など売りにしている点は同じものながら、広告の仕方で印象とか変わるんだな。2016/01/10
林太郎
1
1950年代、アメリカでのVWビートルのプロモーション広告を集め、対訳とセットで掲載した本。眺めて楽しく、読めば商品をどうアピールしようとしたのか、アイデアと生真面目さに打たれ、対訳を読めばちょっとした英語の勉強にもなる。広告において、商品、サービスとの向き合い方を改めて教えられた。こうした素晴らしい広告の一方で、小手先で、消費者を騙そうとする、つまらない広告のなんて多い事か。2018/06/24
シャル
1
アメリカでのVWビートルの各広告を集めた本。キャッチコピーから溢れる自信とセンスは、やはり一世を風靡したビートルならではなのだろう。そしてそれはアメリカの広告らしくもある。2009/12/20