内容説明
コーチとして僕が意図していることが伝わっているか、伝え方が適切かどうか確信が持てないとき、思いついたことが、ことわざ・四字熟語だった。簡潔な言葉を使うことで、選手たちも興味を持ってより理解しようとするのではないか。技術はもちろん、勝つために大事な精神力を言葉で伝えるいい方法かもしれない。そう思っている。
目次
1章 己を殺して、己が生きる
2章 得意ワザを磨け
3章 実るほど頭を垂れる
4章 覇気を持つ
5章 常に学ぶ
6章 先手必勝
7章 起死回生
8章 感謝
著者等紹介
川相昌弘[カワイマサヒロ]
1964年9月、岡山県岡山市出身。岡山南高校時代にエース、主将として2度の甲子園出場。83年ドラフト4位で巨人入りし、90年代は不動の2番・遊撃手で、6度のゴールデングラブ賞、1度のベストナインを受賞。最多犠打は7回を記録している。2004年に中日ドラゴンズに移籍。メンタルアドバイザーや選手兼任コーチなどでチームに貢献。2006年現役引退。通算533本の犠打は世界最多記録で、バント職人の異名を持つ。現在は中日ドラゴンズの1軍内野守備走塁コーチとして厳しさと愛情を込めて選手に接し、2007年の日本一に大きく貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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