内容説明
経済社会の変化により、企業環境が変化し、それに対応して企業の雇用管理が大きく変わろうとしています。そのひとつに、パートタイマー、嘱託社員、契約社員、派遣労働者といった雇用形態の多様化が挙げられます。これまでの正規社員中心の雇用管理から、これらパートタイマーなどの非正規社員を取り込んだ雇用管理がますます重要になってきています。このような状況のなかにあって、(労務行政)研究所では、企業におけるパートタイマーなどの非正規社員の処遇や雇用管理がどう行われているのか、法律的な規制や定めがどうなっているのか、効率的に活用するにはどうすればよいかといった問題意識の下、今回はじめて別冊としてまとめたのが本書です。
目次
1 法律解説・実務解説編(パートタイマー;契約社員・嘱託社員・臨時社員等)
2 企業事例編(パートタイマー;契約社員)
3 実態調査編(実態調査;単産資料にみるパートタイマーの賃金・労働条件)
4 規定・Q&A・判例編(パートタイマー、嘱託社員、契約社員規定;知っておきたいパートタイマー管理Q&A;パートタイマーに関する主要判例;高年齢者、パート等に関する助成金・給付金の概要)