内容説明
日々さまざまな事案や問題が発生する職場。本書では、日常起こりがちな企業における懲戒処分の基本的事項、判断の分岐点等について、豊富な判例を基に、弁護士が丁寧に解説。企業の制度実態と、最近1年間に発生した実例、その対応措置、30のモデルケース別に見た懲戒処分の適用状況を余すところなく紹介。具体的事例・裁判例を基に、一問一答で弁護士がズバリ解答。懲戒関連の文書・書式例付き。
目次
第1章 懲戒の種類・基本的考え方と実務上のポイント(懲戒処分とは;懲戒処分の有効性 ほか)
第2章 労働判例に見る懲戒の有効・無効の分岐点(懲戒処分の基本的な考え方;懲戒権行使の限界 ほか)
第3章 懲戒制度の最新実態調査(最近5年間における懲戒制度の変更状況;懲戒段階の設定状況、処分の種類 ほか)
第4章 懲戒処分にまつわる実務Q&A(痴漢を理由に懲戒処分を受けた後、再犯した社員の処分は?;メールを私的利用している社員の処分は? ほか)
第5章 懲戒に関する文書・書式例(譴責処分通知書(セクハラ事案の場合)
譴責処分通知書(残業命令拒否の場合) ほか)
著者等紹介
石井妙子[イシイタエコ]
弁護士(太田・石井法律事務所)。早稲田大学卒業。86年第一東京弁護士会登録。経営法曹会議常任幹事。企業の人事・労務管理の相談・訴訟対応が専門
西濱康行[ニシハマヤスユキ]
弁護士(太田・石井法律事務所)。神戸大学法学部卒業。2006年10月弁護士登録(第一東京弁護士会)。第一東京弁護士会労律法制委員会委員。経営法曹会議会員。専門は人事労務を中心とした企業法務
石井拓士[イシイタクジ]
弁護士(太田・石井法律事務所)。2006年早稲田大学法学部卒業、08年慶應義塾大学大学院法務研究科修了、09年弁護士登録。経営法曹会議会員。第一東京弁護士会労働法制委員会委員。主な取り扱い分野は、人事労務を中心とした企業法務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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