内容説明
これまでの企業は、一度、人事制度を整備してしまうと、あまり大きな見直しはせずに10年単位で時間が過ぎることが多かった。そのためか、人事制度を改革するには、どのような考え方があり、どのようなプロセスで進めていけばよいのか、ポイントがつかめないまま、改革プロジェクトを推進することもあったのではないだろうか。本書は、そうしたときに参考になればと思い、著者がこれまで20年近くコンサルティング業務を通じて経験してきたところを踏まえて、人事制度改革のポイントをまとめてみたものである。
目次
第1部 戦略にリンクした人事制度改革とは(人事制度改革の動向と成功へのポイント;事業戦略にリンクした人事を考えるポイント;人事制度の全体像をプランする視点)
第2部 成果を創出する人事制度の設計方法とポイント(等級制度の構築―どのような等級制度を基軸とするか;評価制度の構築―戦略を個人化するツールを作るには;給与制度の構築;賞与・インセンティブ制度の構築;退職金・年金制度の再構築;人材フロー(採用・配置・異動・退職)管理の再構築
能力開発制度を人事制度改革と連動させるには)
第3部 人事制度改革の進め方(設計プロセスにおける進め方のポイント;運用段階におけるポイント)
著者等紹介
井田修[イダオサム]
1984年一橋大学法学部卒業。金融機関係総合研究所、ワトソンワイアット(株)およびKPMGヒューマンキャピタルを経て2003年よりトーマツコンサルティング(株)シニアマネジャー。この間、一貫して経営戦略と人材マネジメントの統合を視野に置きつつ、制度設計はもとより実際の運用にも重点を置いてコンサルティング活動を推進
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感想・レビュー
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