内容説明
スピード経営を求められる現在の企業経営では、経営者の大局感に基づく「判断」つまり、「プロフェッショナル・ジャッジメント」に頼る面が否応なく大きくなります。実際に、この大局感に基づく「判断」が大事であり、その養成に力を使わなければなりません。適正要員計画の策定と総額人件費管理において、正しい大局感を持ち、的確な「判断」を行うためには、「戦略アプローチ」「財務アプローチ」「業務アプローチ」から、それぞれの基本とその組み合わせの必要性を理解し、管理技術を身に付けておくことが肝要です。
目次
第1章 要員計画と人件費管理の今日的意義
第2章 適正要員数と適正人件費算定の基本
第3章 人件費の現状分析と適正人件費の検討
第4章 戦略アプローチによる投資要員計画・投資人件費計画の策定
第5章 財務アプローチによる経営計画と人件費計画
第6章 業務アプローチによる仕事別・部門別適正要員管理
第7章 より一層の組織効率の向上に向けて
著者等紹介
高原暢恭[タカハラノブヤス]
株式会社日本能率協会コンサルティング。取締役コーポレートスタッフ本部長シニア・コンサルタント。1955年生まれ。早稲田大学大学院(博士課程前期:労働法専修)修了。HRM分野を専門とするコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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