出版社内容情報
日常の職場でおこる問題を実例として、どのような法的な問題があるか、どう解決していけばよいのかを、自分で考えられるように工夫。
厚生労働省・日本生産性本部・全国社会保険労務士会連合会 後援「ワークルール検定」《公式テキストブック》
この1冊でワークルールを全体として習得でき、実際に発生するさまざまな法的紛争の解決に必要な知識が身につく!
労働相談に関わる労働組合員、経営者、労働審判員、社会保険労務士、弁護士に最適。
◇「はじめに」より
ワークルールを身近なものにするために
「ワークルール」とは、働くときに必要な法律や決まりのことです。具体的には労働法と社会保障法の基本的知識です。
ワークルール検定は、ワークルールをより身近なものとする試みとして、NPO法人職場の権利教育ネットワークが中心となり、2013年6月に札幌で初級プレ検定を実施しました。その後、2014年には日本労働組合総連合、労働者福祉中央協議会、公益社団法人教育文化協会、公益財団法人日本労働文化財団、NPO法人働く文化ネットなどの協力も得て「一般社団法人日本ワークルール検定協会」を設立し、厚生労働省、日本生産性本部、全国社会保険労務士会連合会の後援を得て、初級検定と中級検定を全国で実施し、多くの方が受検されています。雇う側も雇われる側もワークルール検定を身につけることにより、働きやすい職場がより一層広がることを期待しています。
【目次】
◇主な目次
第1章 労働法のアウトライン
第2章 労働契約の締結からその後の展開
第3章 労働条件の変更
第4章 賃 金
第5章 労働時間・休憩・休日、年次有給休暇、育児介護その他の休暇、休職
第6章 安全衛生・労働災害
第7章 非正規労働者に対する保護
第8章 労働者の人権保護と平等
第9章 雇用終了
第10章 労働組合法
第11章 社会保障・社会保険