出版社内容情報
インタビユー アルテイシアさん(作家)
【特集】戦争の記憶をどう継承するか(仮)「戦争の記憶」継承の原理的考察/原爆体験と戦後日本/平和教育の現状/戦争と平和の資料館/戦跡の歴史を伝える/元兵士と家族への聞き取り/学校現場における実践(小学校・中学校・高校)ほか
【目次】
季刊 人間と教育 127号 2025秋
みつけたよ●五人学級 山本敦子
インタビュー●アルテイシアさんに聞く
私はわきまえない、黙らない
――フェミニズムを学ぶ/生きる 聞き手 菅間正道
特集 いま、戦争の記憶をどう継承するか
「戦争の記憶」をいかに継承していくのか
――新たな実践理論の構築を目指して 髙橋 舞
ノーモア・ヒバクシャのたたかいを未来につなぐ 糀谷陽子
「体験者がいなくなる時代」を見すえた平和教育実践
――沖縄・平和の礎を活用して 北上田 源
東京大空襲八〇年と「東京都平和祈念館」
――平和のための行政府、その役割と責任を求め続けて 児玉洋介
「アウシュヴィッツ以後の教育」をめぐるドイツの現在
――あるいは記憶の民主主義について 山名 淳
拉孟戦元兵士と家族のオーラル・ヒストリー 遠藤美幸
「次世代と描く原爆の絵」の取り組みについて 橋本一貫
沖縄戦の記憶をどう継承していくのか 平井美津子
長崎工業高等学校における被爆の継承 今泉 宏
PTSDの日本兵家族会・寄り添う市民の会がめざすこと 黒井秋夫
論稿●部活動の「地域」移行という土俵に乗るのは危険である 中山弘之
エッセイ●表現される原発事故――三原由起子さん 吉田千亜
政治風刺を描いています⑰●マジメを取り戻せ! ぼうごなつこ
シリーズ
文化と教育?●「戦後八〇年、あらためて憲法九条『戦争放棄』
の原則を見つめ直す」 都鳥伸也
海外の教育事情●キューバの価値教育
――訪問・参観と小・中学生アンケートをもとに 金馬国晴
地域と子ども・若者?●アートがひらく、子どもと地域のあした
――ようせいこども会の挑戦 上林 梓
多様性によりそう⑤●多様性と学校づくり 藤田 毅
いま教室で?●「わたしのねがい」
――小学校の音楽室で生まれた歌 宇城昌里子
地域教育研究所より?●さいたま教育文化研究所
――実践を分かち合い、希望を語り合う 馬場久志
書評●前島康男著『現代社会の危機と子ども・若者(上・下)』 松岡 元
書評●荻野富士夫・歴史教育者協議編『治安維持法一〇〇年』 宇野由紀子
編集後記