出版社内容情報
失業対策事業の受け皿として1979年に中高年雇用・福祉事業団全国協議会を結成。働く者自らかが仕事をつくり、さらに「よい仕事」をめざす活動を行う中で、1990年代後半に「協同労働」という働き方を社会に提起し、協同労働で働く協同組合の法制度として「労働者協同組合法」の制定を求め、ついに2020年12月に法制化を実現。その先頭で道を開いてきた永戸祐三の自伝。
内容説明
労働とは何か?!労働が資本を雇うとは何か?!中学生の萌芽期から、全学連運動、事業団運動、協同労働運動という歩みの中で、働く者の自立性、主体性、主人公性を追求してきた永戸祐三、その格闘の軌跡とこれからを語る。
目次
第一章 少年時代―「よそ者」故に自由に、しかし負い目も
第二章 学生運動時代―どうやって学生の力を発揮させるのか
第三章 全日自労・事業団時代―大衆運動の自立性主張する中西五洲委員長と
第四章 労働者協同組合時代―基礎をつくる
第五章 協同労働の協同組合時代―本質に迫る
第六章 「協同労働の協同組合」法制化運動
第七章 これから―歴史的大転換の時、労働者協同組合の役割は
著者等紹介
永戸祐三[ナガトユウゾウ]
1947年8月23日 京都府竹野郡下宇川村袖志(現在、京丹後市丹後町袖志)で生まれる。1954年4月 下宇川小学校入学。2017年6月 日本労働者協同組合連合会理事長退任。名誉理事、労働者協同組合センター事業団特別相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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