出版社内容情報
近年、残業代は労働事件における中心的なテーマとなっており、最高裁判決がいくつも出されるなど判例実務において重要なテーマである。残業代請求における「割増賃金」の算定や「固定残業代」などについても紹介し、最新の理論で、相談から請求までの実務を詳しく解説する。
内容説明
徹底的に実用的!相談・申入・訴状までこの1冊でわかる。ニーズの高いテーマを第一線の弁護士が解説。今すぐ使える裁判実務の書式フォーマットも掲載。時間外労働・割増賃金・固定残業代・歩合給。
目次
第1章 残業代請求の制度概略
第2章 主要事実としての労働時間
第3章 残業代の計算
第4章 法律相談から法的手段まで
第5章 「割増賃金の基礎となる賃金」と除外賃金
第6章 「通常の労働時間の賃金」と判別要件
第7章 固定残業代などへの対応
第8章 頻出論点への対応
著者等紹介
渡辺輝人[ワタナベテルヒト]
上智大学法学部卒業。2005年弁護士登録(修習58期)。日本労働弁護団全国常任幹事。過労死弁護団全国連絡会議所属。日本労働法学会会員。残業代計算Excel「給与第一」開発者。京都第一法律事務所所属
城塚健之[ジョウツカケンシ]
東京大学法学部卒業。1987年弁護士登録(修習39期)
佐々木亮[ササキリョウ]
東京都立大学法学部卒業。2003年弁護士登録(修習56期)
塩見卓也[シオミタクヤ]
京都大学法学部卒業。2006年弁護士登録(修習59期)
嶋〓量[シマサキチカラ]
中央大学法学部卒業。2007年弁護士登録(修習60期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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