出版社内容情報
休職は法的なものではなく就業規則などで定める契約上の制度である。そのため、会社ごとに休職制度は多様であり、法的評価は非常に難しい。また、休職の背景には、長時間労働やハラスメントなどの職場のトラブルがある場合が多い。さまざまな背景・原因を持つ休職に関する諸問題を網羅的に整理・分析し詳しく解説する。
内容説明
徹底的に実用的!相談・申入・訴状までこの1冊でわかる。ニーズの高いテーマを第一線の弁護士が解説。今すぐ使える裁判実務の書式フォーマットも掲載。
目次
第1章 はじめに
第2章 休職制度とは
第3章 労働者の傷病をめぐる相談への対応
第4章 傷病休職
第5章 健康保険法上の傷病手当金受給手続
第6章 傷病休職と労災との関係
第7章 公務員における傷病休職
第8章 傷病休職と障害者雇用促進法との関係
第9章 傷病休職以外の休職制度をめぐる論点
著者等紹介
塩見卓也[シオミタクヤ]
京都大学法学部卒業、大阪市立大学法科大学院中退。2006年弁護士登録(修習59期)。現在、大阪公立大学法学研究科特任教授(労働法)、日弁連貧困問題対策本部事務局、日本労働弁護団常任幹事、非正規労働者の権利実現全国会議事務局などを務める。市民共同法律事務所所属
城塚健之[ジョウツカケンシ]
東京大学法学部卒業。1987年弁護士登録(修習39期)
佐々木亮[ササキリョウ]
東京都立大学法学部卒業。2003年弁護士登録(修習56期)
嶋〓量[シマザキチカラ]
中央大学法学部卒業。2007年弁護士登録(修習60期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。