内容説明
冷戦が始まった土地にいま終焉の鐘が鳴り響く。辛辣な風刺、全天候型の笑い、たおやいだエロス文明の病根を痛快な会話で断ち切る２２編。
出版社内容情報
百余人に及ぶ現代韓国の代表的な作家詩人を網羅した韓国文学の最良の成果。現代韓国文学の潮流を知ることのできる唯一の選集。対象となった70年代以降に発表された未邦訳作品の中から，小説40編余，詩80編余を精選。
「帰還壮丁」金東里
「死場所」黄順元
「達五は山に」康信哉
「枳殻の実」崔一男
「止まらないブランコ」鄭然喜
「江東漫筆」李文求
「アカシアの花」全容誠
「眠った都市と山河」李東河
「悲恋」宋 榮
「墓づくり」尹厚明
「満ちたりた静寂」金采源
「辞説文談」鄭鍾明
「叔父物語」朴養浩
「その夜は灯火をつけて」林哲佑
「海神の沼」韓勝源
「手紙」李相文
「通度寺に行く道」趙星基
「手紙書き」李仁星
「絵のない絵本」崔仁碩
「巨人の眠り」高元政
「黒のキリスト」宋相玉
「泥棒見習」金周栄
