出版社内容情報
都市生活者にとって、心身をリセットする場所・行為としての「リトリート(Retreat)」が注目を集めている。富士山麓で長年地域医療に取り組み、リトリート施設を運営する著者は、田舎とつながり自然と関わることで現代人が見失いがちな「自分軸」を取り戻す営みがリトリートであり、さらにそれは戦争や食料危機の時代における「避難所」としての機能も果たすと指摘する。
今、なぜリトリートが求められるのか。私たちはどうリトリートを活用し、それを実現していけばいいのか。不安な現代社会を生き抜くためのライフスキルを指南。
内容説明
戦争、災害、食料高騰…危機の時代の新しい処方箋。“自分軸”を取り戻し、生きのびるための場の作り方。
目次
1章 なぜいま、リトリートなのか
2章 リトリートと自然の関係
3章 自分軸を失ってしまった現代人
4章 「自分自給率」を高める方法
5章 リトリートを実現するための7か条
6章 リトリートの未来を考える
著者等紹介
山本竜隆[ヤマモトタツタカ]
医師。医学博士。1966年生まれ。聖マリアンナ医科大学卒業、昭和大学大学院医学研究科修了。米国アリゾナ大学医学部統合医療プログラムAssociate Fellowをアジア人で初めて修了。現在は富士山麓に朝霧高原診療所を開設して地域医療にあたるとともに、滞在型リトリート施設「日月倶楽部」「富士山靜養園」を運営。昭和大学医学部客員教授、日本ホリスティック医学協会理事、日本リラクゼーション業協会顧問医師なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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