出版社内容情報
全国の自治体が独自に制定している「条例」。「りんごまるかじり条例(青森県板柳町)」「緑茶で乾杯条例(静岡県掛川市)」などバラエティ豊かで、条例を通じてその地域の特産、地理、歴史背景などを知ることができます。また、空き家の増加や少子高齢化など、地域が抱える社会問題についての条例制定も盛んです。47都道府県それぞれのユニークな条例を取り上げ、地域の特色を知るとともに、「地方自治とは何か」について楽しみながら学べる1冊です。
内容説明
思わず吹き出す愉快な条例!たくさんあります!びっくり条例!不思議な条例!
目次
条例について知っておこう(条例って何?;条例から世の中が見える)
47都道府県おもしろ条例図鑑(北海道・東北;関東;北陸・甲信越;東海・中部;近畿;中国・四国;九州・沖縄)
著者等紹介
長嶺超輝[ナガミネマサキ]
1975年、長崎県生まれ、3歳から熊本で育つ。九州大学法学部卒。法律や裁判をテーマにした執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
44
本当に、地域の特色がよくわかる「条例図鑑」だ。地図を中心に市町村の位置と名前、独特の条例が記載されていて、とてもわかりやすく面白かった。知的好奇心を刺激される良い企画だと思う。学童の子どもたちに紹介したい。2024/12/22
ふじ
14
条例はその地方自治体が推進したい地域や住民のあり方。議会で決めることができるので地域の特色が出る。使われない補助金とか無駄じゃん、と思っていたけれど、使うように仕向けること自体がその自治体のためになっていたとは…「只見線にみんなで手をふろう条例」「つちのこ懸賞金交付要綱」あたりが個人的平和&インパクト賞。2024/02/13