ようこそ!富士山測候所へ―日本のてっぺんで科学の最前線に挑む

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ようこそ!富士山測候所へ―日本のてっぺんで科学の最前線に挑む

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845118403
  • NDC分類 451.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

富士山の山頂、日本で最も高い場所にある「富士山測候所」を知っていますか。富士山での気象観測は100年以上前から始まりましたが、人工衛星など最新技術の発達でその役割を終え、測候所は解体される予定でした。そのとき科学者たちが「ここでしかできない研究」を続けるため、富士山測候所の存続に立ち上がります。第1部では富士山頂という過酷な環境で困難を乗り越え気象観測をおこなってきた人びとの物語を、第2部では最前線で活躍する科学者たちが富士山山頂で行うさまざまな研究を紹介します。

目次

1 富士山測候所の歩みと、測候所に関わってきた人たち(富士山のてっぺんで気象観測が始まった;富士山を台風から日本を守る「砦」にする;富士山測候所職員の大切だけど、大変な仕事と生活;富士山観測所を守れ!立ち上がった科学者たち)
2 富士山測候所は日本一高いところにある研究所(人間のおこないが地球にどんな影響を与えているかを知るために、富士山頂で二酸化炭素を計測(野村渉平先生)
国境をこえて飛んでくるオゾンを富士山頂でキャッチ(加藤俊吾先生)
富士山の空でマイクロプラスチックを発見!(大河内博先生)
微生物が雲をつくっている!?富士山頂で氷晶核を測る(村田浩太郎先生)
「富士山に登ると人の体はどうなる!?」を科学する(山本正嘉先生)
富士山測候所は世界で最先端の雷研究ができる場所(安本勝先生))

著者等紹介

長谷川敦[ハセガワアツシ]
1967年広島県生まれ。大学生のときに出版関係の会社でアルバイトを開始し、そのまま就職。26歳のときに「世の中で起きているいろんな問題の原因や解決策を、自分で調べ、考え、書く仕事がしたい」と思い、会社をやめてフリーライター(一つの会社に属さずに、いろいろな会社と契約を結んで、個人で書く仕事をやっている人のこと)になる。今は、歴史やビジネス、教育などの分野の仕事が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

81
分類451。富士山観測所を作った先人たちの苦労話と、気象観測所として役割を終えた後の観測所の存続を望んだ科学者たちの苦労話ノンフィクション▽観測所とは、その地点の気温や気圧、湿度、風向や風速、降水量などのデータを観測する気象庁の施設。以前は日本各地に100箇所以上の観測所があった。2004年に職員が退去し機械による自動観測に移行した。完全閉鎖の危機に科学者たちが立ち上がり、NPO法人富士山が発足し現在に至る。後半は、現在の富士山観測所で行われている研究の実践報告を紹介▽富士山は特別な山です。2023年刊2024/07/27

宇宙猫

19
★★★ 1部は富士山に測候所を作るまでや建設の苦労話。ヘリでドームの骨組みを運ぶのが凄いけど、レーダーの効果はかなり持っている。2部は測候所が閉鎖された後、様々な研究に使われている話。世界有数の観測地なのに、政府が使わせるのを渋ったり、家賃を取ってるのに研究者に修理までさせているのは残念。もっと支援して活用すればいいのに。2024/06/22

スプリント

12
以前にNHKのドキュメントで富士山測候所をみたが信じられないほどの強風だった。酸素が薄く飲料や食材は運び込まなければならない過酷な環境で気象データをとるために測候所の建設に尽力した人々の話と、先人たちの遺産を引き継ぎ貴重な研究を続ける話。2023/12/13

なま

10
★4.3 富士山測候所で一年を通して気象観測が出来るまでの経緯や歴史を綴る。また様々な研究者達が様々な研究を通して台風や大気汚染や雷等の情報で私達が快適に安心して過ごせるのがわかる。マイナス20度、極寒の中で隙間風と闘った野中至と千代子夫人。強力と馬によって富士登山をし荷揚げするも、8合目では酸素不足で馬の目にも涙がたまる壮絶さ。富士登山の際の体の変化や登り方のノウハウまで、SDGsから切り離せない一冊。地球の壮大さと今後の自然を守るためにも読んでおきたい一冊。2024/03/30

nobu23

6
富士山にある観測所の成り立ちから現在に至るまでを書いた本。 前半は歴史を振り返りつつ、公務員として観測所で働いた人たちの話がメイン。後半は国の管理が終わってしまった後も、科学研究のためにNPOを設立して維持に努める人々や、どういった研究がされているのかといった民間の頑張る人々の話がメイン。2023/12/10

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