出版社内容情報
西郷隆盛、石橋湛山、土門拳、久野収、中村哲など、近代日本の始まりから現在まで、１人の人間として時代と格闘した人々を描いた評伝集。政治家、文化人、財界人、そして在野の傑物まで、３２名の人間賛歌を全７巻に収録。第１巻は、作家・城山三郎と伝説の商社マン・鈴木朗夫の人生を描く。各作品に著者自身による書き下ろし解題を付す。
推薦 寺島実郎（日本総合研究所会長）田中秀征（元経済企画庁長官）田中優子（元法政大学総長）鎌田慧（ルポライター）落合恵子（クレヨンハウス主宰）吉永みち子（ノンフィクション作家）
内容説明
皇国日本の大義を信じ志願した軍隊の腐敗した現実の体験から「組織と人間」の関係を描き続けた城山三郎。同調と協調を求め“社畜”を生みだす日本の企業社会で、上司に苦言を呈し異質と独立独歩を貫いた鈴木朗夫。二人の鮮烈な生き方を描く。
目次
城山三郎という生き方
逆命利君を実践した男 鈴木朗夫
著者等紹介
佐高信［サタカマコト］
１９４５年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、評論家となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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