数奇な航海 私は第五福龍丸

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数奇な航海 私は第五福龍丸

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  • サイズ 46判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845117727
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

死の灰を浴び、嫌われ、捨てられ、
そして不死鳥のように復活した「私」
運命の荒波に翻弄されたある船の物語

第五福龍丸の誕生から75年。
死の灰を浴びた船は、じつは名前と役割を変えながら、
被爆後も10年以上にわたり航海を続けていました。
いよいよ廃船となり、ごみ捨て場に放置されていたところを再び〝発見〟され、
平和と反核の象徴として展示館に保存されることに??????
奇妙な運命をたどった第五福龍丸の歩みを、船である「私」の視点から語るノンフィクション。
核の脅威が現実化する今こそ見つめたい悲劇の真実。

内容説明

死の灰を浴び、嫌われて、捨てられて、そして不死鳥の様に復活した「私」。運命の荒波に翻弄されたある船の物語。

目次

1 私は死の灰を浴びた(乗組員二三人と南の海へ;光と轟音につつまれて ほか)
2 はやぶさ丸となる(「海に沈めてしまおうか」;疫病神と呼ばれた私 ほか)
3 再び、第五福龍丸として(とうとう廃船がきまる;ゴミの島に放置され… ほか)
4 数奇な生い立ち(心臓が、誕生した地にもどる;故郷は紀伊半島の古座町 ほか)
5 新たな航海へ(私のもとを訪れる人々;外国からも多くの人が ほか)

著者等紹介

川井龍介[カワイリュウスケ]
ジャーナリスト、ノンフィクションライター。1956年神奈川県生まれ。慶応大学法学部卒、毎日新聞記者を経て独立。「大和コロニー」の英語版「Yamato Colony」(University Press of Florida)は、「the 2021 Harry T.and Harriette V.Moore Award for the best book on ethnic groups or social issues from the Florida Historical Society.」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぴっちゃん

3
1954年、南太平洋マーシャル諸島(当時アメリカ合衆国信託統治領)で行われた水爆実験により被曝(被爆?)した第五福龍丸。その造船からビキニでの被爆、水産大学での再利用、廃船、東京都立第五福竜丸展示館の設立を経て、現在に至る軌跡を、船自身の一人称という手法で描いたノンフィクション。平易な語り口でジュニア世代が読んでもわかりやすい。マーシャル諸島での核実験では第五福龍丸以外にも多数の日本の漁船が被曝し、67回もの核実験が行われたマーシャル諸島の島民の被害もひどい。改めて核兵器の廃絶を願う。2023/01/22

Hahtan

3
SFのような表紙でなんとなく気になって手に取ると、水爆実験の犠牲となった第五福竜丸のノンフィクションだった。子ども向けに簡潔に書かれており、読みやすかった。夢の島の展示、見てみたい。2022/10/02

futomi

2
GHQにより、100トン未満の木造船に限って製造が許され、1946年カツオ漁船として誕生す。その後マグロ船に改造され五回目の航海で、ブラボーという名の水爆実験の被害に遭う。紆余曲折の後、第五福龍丸展示館に移される。木造船としての文化財価値も加わった船を語り手とした一冊。2022/12/07

takao

2
ふむ2022/09/04

げんさん

0
アメリカの核実験に日本の漁船が巻き込まれたのは知っていたが、死者まで出ていたとは知らなかった。この事実にアメリカはどう対応したのだろうか?2023/05/02

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