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出版社内容情報
死の灰を浴び、嫌われ、捨てられ、
そして不死鳥のように復活した「私」
運命の荒波に翻弄されたある船の物語
第五福龍丸の誕生から75年。
死の灰を浴びた船は、じつは名前と役割を変えながら、
被爆後も10年以上にわたり航海を続けていました。
いよいよ廃船となり、ごみ捨て場に放置されていたところを再び〝発見〟され、
平和と反核の象徴として展示館に保存されることに??????
奇妙な運命をたどった第五福龍丸の歩みを、船である「私」の視点から語るノンフィクション。
核の脅威が現実化する今こそ見つめたい悲劇の真実。
内容説明
死の灰を浴び、嫌われて、捨てられて、そして不死鳥の様に復活した「私」。運命の荒波に翻弄されたある船の物語。
目次
1 私は死の灰を浴びた(乗組員二三人と南の海へ;光と轟音につつまれて ほか)
2 はやぶさ丸となる(「海に沈めてしまおうか」;疫病神と呼ばれた私 ほか)
3 再び、第五福龍丸として(とうとう廃船がきまる;ゴミの島に放置され… ほか)
4 数奇な生い立ち(心臓が、誕生した地にもどる;故郷は紀伊半島の古座町 ほか)
5 新たな航海へ(私のもとを訪れる人々;外国からも多くの人が ほか)
著者等紹介
川井龍介[カワイリュウスケ]
ジャーナリスト、ノンフィクションライター。1956年神奈川県生まれ。慶応大学法学部卒、毎日新聞記者を経て独立。「大和コロニー」の英語版「Yamato Colony」(University Press of Florida)は、「the 2021 Harry T.and Harriette V.Moore Award for the best book on ethnic groups or social issues from the Florida Historical Society.」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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