出版社内容情報
2022年4月からの「18歳成人」に合わせ、少年法も大きく変わります。少年事件がセンセーショナルに報道されるたびに注目を集める少年法とは、どんな法律なのか? 知識ゼロからでもわかるよう、ストーリー仕立てにしながら基本的な考え、しくみ、問題点などをやさしく伝えます。初心者、なにより当事者(少年)のための少年法の入門書です。
内容説明
「人を殺してしまったら、僕は死刑になりますか?」僕たちの法律を、僕たちは知るべきだと思う。
目次
第1章 少年法ってなに?(法律は一人ひとりを大切に守るためのルール;刑罰の内容や裁判の手続きも法律に定められている;刑罰を与えるのではない「少年法」 ほか)
第2章 ストーリーで学ぶ 少年法のしくみ(少年事件の主な流れ;STORY1 保護観察―家に帰りたくない ケイタの場合;STORY2 少年院送致―不良グループの中で コウスケの場合 ほか)
第3章 少年法Q&A(「万引き」は犯罪ですか?;借りたものを返さないのは犯罪ですか?;うそをついたら犯罪ですか? ほか)
少年法全文
著者等紹介
山下敏雅[ヤマシタトシマサ]
弁護士。永野・山下・平本法律事務所。東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する特別委員会、東京都児童相談所協力弁護士、東京都児童福祉審議会委員
牧田史[マキタアヤ]
弁護士。アリエ法律事務所。東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する特別委員会、一般社団法人若草プロジェクト・理事、子どもの未来を考える若手弁護士ネットワーク
西野優花[ニシノユウカ]
弁護士。早稲田リーガルコモンズ法律事務所。東京弁護士会子どもの人権と少年法に関する特別委員会、NPO法人ストップいじめナビ、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)事務局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。