内容説明
過労死のない社会を求めて―認定を取るために血みどろの闘いをしている遺族のために、そして人間が人間として生き生きと生きられる世の中にするために!
目次
第1部 夫を過労死で奪われて(さよならも言わないで;家族で支えあって;書き連ねた思い;友人の思い;公務災害認定闘争へ;共に闘った方の思い)
第2部 過労死のない社会を求めて(「過労死等防止基本法」の制定を求めて;過労死等防止対策推進協議会委員として―公務災害担当として;過労死等防止対策推進シンポジウムにおける発言;過労死防止学会におけるレポート;労働問題・労働条件に関する啓発授業;教員の働き方について;日本人の働き方について)
著者等紹介
中野淑子[ナカノヨシコ]
1936年千葉県生まれ。千葉大学教育学部第二部修了後、中学校教諭として就職。五一歳の時、夫を過労死で失う。以後勤務しながら夫の公務災害認定闘争と「過労死を考える家族の会」世話人として活動を進める。「全国過労死を考える家族の会」事務局での活動は主として公務災害関係を担当。「地方公務員災害補償基金」本部に、毎年公務災害遺族と要請行動を実施。1995年教員退職、「千葉退職教職員の会」事務局長、「全日本退職教職員の会」事務局次長を務める。2014年12月厚生労働省「過労死等防止対策推進協議会」委員(2年間)。2017年「神奈川過労死等を考える家族の会」結成、世話人。かたわら、教員の働き方問題に携わり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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