目次
第1部 自民党と政権交代(高度成長後の自主防衛論の展開―一九七〇年代の自民党を中心に;戦後政治をみる眼―首相の動向からみた一九六〇~一九八七年;小泉内閣とポピュリズム;鳩山政権の政治過程―「コンクリートから人へ」;菅内閣の挑戦と挫折―「最小不幸社会」と「熟講の国会」を目指して)
第2部 日本社会党再考(構造改革論と社会党―歴史的・政治的意味の再考;非武装中立論再考;一九六九年総選挙と社会党の衰退―戦後政治の第二の転換期;社会党の衰退と成田知巳委員長―一九六九年総選挙再考)
第3部 「五五年体制」と戦後日本の政治学(投票行動研究再考―蒲島郁夫著『戦後政治の軌跡―自民党システムの形成と変容』をもとに;政党政治再考―政党の役割は終わったのか?;日本の政治と政治学の現状―政治学の「発展」へ;細分化と多極化―二〇〇〇年代の政治学;戦後日本政治学再考―政治学と政治史と政治学者と;学の目的と対話―福永文夫・河野康子編『戦後とは何か―政治学と歴史学の対話』をもとにして)
著者等紹介
木下真志[キシタマサシ]
東京大学法学部客員研究員他を経て、法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員。専攻は政治学、日本現代政治論。博士(政治学・2000年)(成蹊大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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