内容説明
EUは、経済統合において労働法の課題をいかに調整し乗り越えようとしているのか?グローバル化がもたらす今日的課題を検討する。
目次
第1章 前提的考察(EU労働法の形成と域内市場;EU集団的労働法の特徴;域内市場法と労働法の交錯)
第2章 労働基本権と自由移動原則との相克(労働争議権と開業・サービス提供の自由;リスボン条約改正と労働者の社会的基本権保障;団体交渉権と開業・サービス提供の自由)
第3章 労働抵触法と自由移動原則(低廉労働力流入と準拠法;“改正前”越境的配置労働者指令(PWD)
介入規範とサービス提供の自由)
著者等紹介
井川志郎[イカワシロウ]
山口大学講師。1988年2月東京生まれ。2010年3月中央大学法学部国際企業関係法学科卒業。2013年9月経済・社会学研究所(WSI)(ドイツ)客員研究員(~2014年8月)。2015年3月中央大学大学院法学研究科民事法専攻博士後期課程修了、博士(法学)。(独)労働政策研究・研修機構アシスタント・フェローを経て2017年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- Holy Brownie (4) ヤン…