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内容説明
本当の豊かさとは何か。カンボジアの荒野に、世界一のシルクの村を誕生させた著者からの伝言。
目次
1日目 “貧しい村”をつくる
2日目 百姓のすすめ
3日目 人生に無駄はない
4日目 「点」からはじめよう
5日目 新しい伝統をつくる
6日目 「こころ」の時代へ
著者等紹介
森本喜久男[モリモトキクオ]
1948年京都府生まれ。IKTT(クメール伝統織物研究所)代表。友禅職人として活躍していた31歳のときにタイのスラムを訪れ衝撃を受ける。3年後、主宰していた友禅工房をたたみタイに移住。その後、カンボジアに拠点を移し、途絶えかけていた伝統の絹織物の復興をめざすIKTTを設立
高世仁[タカセヒトシ]
1953年山形県生まれ。ジャーナリスト。TV制作会社「ジン・ネット」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる坊
9
志をもち、失敗を恐れず、それを経験として、どうやったら自分の思いを実現出来るのかを考える。人生の豊かさはお金じゃない。自然や人との触れ合いが、自分の人生を豊かにする、、、この本には生きていく上で大切なことがたくさん書かれている。森本さんの考え、生き様がかっこいいし、素晴らしい。多くの人にこの本を読んで欲しい。いや、読むべき。2018/01/28
kobayo
1
奇跡の村の運営もさることながら筆者の人生が濃くて広くて驚くばかり。最強のビジネスマン。2017/09/30
ゆかり
0
カンボジアに伝統織物の絹絣を、蚕の餌となる森、蚕そのもの、絹糸、染色、織物の全ての工程を行う村をつくった方の話。情熱大陸で見たこともあったが、本があることを最近知り、図書館で予約。インタビュー形式で読みやすい。現地NGOを立ち上げて、村のがどのように作られていったかという話もさることながら、ご本人の人生そのものも壮絶だった。人生に失敗などなく、その瞬間をいかに一生懸命に生きるかが、全てにつながる。シンプルに生きる。自分を信じる。直感。情熱。尊敬。思いやり。共生。人間らしく。。自分のこれからを考える。。2020/03/15