内容説明
グローバルに展開する大企業は利益を増やしており、株価も上昇傾向にあります。それなのに、なぜ私たちの暮らしはなかなか良くならないのでしょうか―。これはだれもが答えを知りたい「問い」であると同時に、重要な「経済の論点」を多数含んでいる理論問題です。本書はこうした「問い」をわかりやすく解き明かします。
目次
第1章 経済活動のグローバリゼーション(ひろがる企業の国際生産―グローバリゼーションの推進主体;「平成の開国」―貿易・投資をささえる諸制度;「iPodの利益」はだれのものか―グローバルな生産ネットワークの統治構造 ほか)
第2章 「金融化」する現代資本主義(経済の金融化とは何か;国際金融市場の不安定化と世界金融恐慌;金融の証券化は万能薬か? ほか)
第3章 新自由主義と日本経済(日本経済の構造変化;日本経済の“成長戦略”;株主価値重視の経営 ほか)
著者等紹介
柴田努[シバタツトム]
1980年埼玉県生まれ。岐阜大学地域科学部助教。専門は経済理論。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学
新井大輔[アライダイスケ]
1979年熊本県生まれ。名城大学経済学部助教。専門は金融論、中小企業金融論。中央大学大学院商学研究科修了。博士(金融学)
森原康仁[モリハラヤスヒト]
1979年生まれ。三重大学人文学部准教授。専門は多国籍企業論、国際経済論。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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