内容説明
グローバリゼーションは何をもたらしたのか!?拡大する自由市場と激増するワーキング・プア。労働組合はネオ・リベラリズムに対抗できるのか。
目次
第1部 労使関係の構造変化とその要因(検討の視点―国際比較を試みる意味;労使関係の変容―石油危機と新自由主義;グローバリゼーションの進展;グローバリゼーションと労働市場)
第2部 各国・地域の労使関係の構造と変化(二つの基本タイプ―英米と大陸ヨーロッパ;イギリスの労使関係;大陸ヨーロッパの労使関係―ドイツとフランスを中心に;フランスの労使関係;ドイツの労使関係―ドイツ・モデルの危機か?)
第3部 日本の労使関係(国際比較からみた日本の労使関係;歴史的な転換と日本の労使関係;いくつかの基本問題についての考え方)
労使関係はどのようになるか
著者等紹介
田端博邦[タバタヒロクニ]
1943年生まれ。1972年早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手を経て、同教授。2006年3月に退職。専門は、労働法。比較労使関係法、比較福祉国家論などを中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。