内容説明
15年戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、9・11からイラク戦争へ。国家によるメディア規制・メディアによる情報操作の事実を明らかにする。
目次
第1部 一五年戦争とメディアコントロール(一五年戦争下の新聞メディア―六〇年目の検証;一五年戦争で敗北した新聞メディア;満州事変と新聞メディア ほか)
第2部 戦後のメディアコントロール―一九六〇‐九一年(ベトナム戦争報道で活躍した日本のメディア;湾岸戦争とメディアコントロール)
第3部 現代のメディアコントロール―二〇〇一年~(九・一一からイラク戦争へ―アルジャジーラの戦い;イラク戦争・北朝鮮危機をどう報道したか;戦争プロパガンダと戦争報道の命題を考える)
著者等紹介
前坂俊之[マエサカトシユキ]
静岡県立大学国際関係学部教授。1943年岡山市生まれ。1969年、慶応義塾大学経済学部卒業後、毎日新聞東京本社入社、京都支局、東京地方部、調査部、情報調査部副部長などを経て、93年4月から現職。専門分野はマスコミュニケーション、ジャーナリズム、デジタルメディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Nobuyuki Shirae
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出張に行く際読み始めた記憶のある書。たしか某オフで安く買ったはず。 大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、9.11、そしてイラク戦争へ。大手新聞社の報道・論説を中心に、国家によるメディア規制、メディアによる情報操作の事実を検証したもの。 『隠す』ということ、『晒す』ということで操作し、さらには『造る』というねつ造についてまで書かれている。 たしかに、こちらが賢くなる必要はあるが、ある意味、その文化的背景、社会背景をベースに、生涯一記者というような報道人を育てていくことが大切と感じる。 連日ツイッターやFBなどSN2009/02/11
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