著者等紹介
江国香織[エクニカオリ]
1964年東京生まれ。「草之丞の話」で毎日新聞はないちもんめ小さな童話大賞。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞を受賞
飯野和好[イイノカズヨシ]
1947年埼玉県秩父生まれ。服飾デザイナーを経て長沢セツ・モードセミナーにて水彩イラストレーションを学ぶ。『小さなスズナ姫シリーズ』(偕成社)で第11回赤い鳥さし絵賞受賞。また小説の装画、挿絵、芝居の演出等幅広く活躍している
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感想・レビュー
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AKIKO-WILL
52
風情がある絵本。飯野さんの絵と江國さんの文で短い絵本でも内容は濃いです。母の元に現れたのは侍の草之丞…何と幽霊で風太郎の父親だという。驚きながらも草之丞を受け入れる風太郎。不思議な話だけど何となく風太郎みたく受け入れてしまう。草之丞は、ステキな人でした。2016/05/28
gtn
27
幽霊を前にし女性に戻る母。その二人の肉親を目の当たりにし、子は何を思うのか。夢か、それともうつつか。2020/02/22
リリー・ラッシュ
21
幽霊と恋愛!?突拍子もないと思いながらも江國さん&飯野さんワールドに惹き込まれた。お二人だから描けた世界に感じました。草之丞とれいこさん、二人の恋は純粋なものだったんだろうな…。でも、お父さんが幽霊ってどんな感じ?!2024/11/24
じゃすぽ
19
息子ができたら、○之丞という名前もいいかもしれない。2015/02/10
みさどん
17
お父さんはさむらいの幽霊だったという子ども目線の話。父が突然現れ、家族で睦まじく暮らし、別れとなる。朴訥な迫力ある絵。江國さんはこれで賞をとったらしいけれど、何が良かったのかな。2025/01/22
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