内容説明
私たちがいま接している子どもたちも多くの中学生、高校生と変わるところはありません。悩みを抱えながらも成長していきます。子どもたちの成長の姿を見ていると、中学生、高校生はいつの時代にも大きな可能性を秘めていることを確信できます。私たちを含め、多くの教師たちは現実の子どもたちを相手にしながら教育の内容そのものを手探りしながら問い直しています。座談会ではこのことを多く語り合いました。
目次
1 「十七歳」に何が起こっているのか
2 関係の力をきりむすぶ―小島昌世実践をめぐって
3 モノ・コトに学ぶ―山岡寛人実践をめぐって
4 学ぶことの意味を問う―森下一期実践をめぐって
5 人間の知恵と厚みを伝える―斉藤規報告をめぐって
6 多様な文化との共生を考える―渡部淳実践をめぐって
7 「十七歳」のエネルギーを次代の文化創造へつなげるには
-
- 和書
- いつも手遅れ