内容説明
恵まれた生命“生きる”ということの意味の深さと“おもいやり”を創りだす珠玉の文芸童話16篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
2
1950年代までは、酒も一升買いは少なく、あればあるだけ飲んでしまうから一合二合量売りで買った。子供も働き手で家業のために学校を長期休む子もザラだった。もちろん著者はその時代を体験しているのだが、たとえば「テレビを買うため、酒もタバコもやめて月賦にまわす」というのはどうか。当時テレビは十万円以上、酒タバコは多くても月数千円だろう。それを止めては肉体労働のストレスが溜まりはしないか?金銭的制約が家庭不和招く話は無いが実際上よくあること。昭和30年代定時制高卒のわが父は晩酌はビール小瓶1本。俺と弟を大学出した2014/12/23