内容説明
本書は、主に日本企業が常日頃膨大な法務費用を削減できずに頭をかかえているという現状を打破するための最も重要なノウ・ハウと最新のアメリカにおける研究成果を、幸い企業法務実務とアメリカ弁護士実務の双方を経験した筆者が解説したものです。
目次
第1章 アメリカ民事訴訟の流れ(訴答と申立て;ディカバリー;トライアル)
第2章 弁護士費用の削減の仕方(弁護士請求書の内容;なぜ弁護士請求が高額になるのか?;高額な費用の削減対策;その他のコスト削減策)
第3章 訴訟マネージメントにおける留意点(ディスカバリーに応じない場合の制裁;機密情報の保護の方法―企業秘密を守るためのプロテクティヴ・オーダーの活用;ディスカバリーに応じなくてもよい場合―非開示特権とワークプロダクトの利用)