出版社内容情報
前一世紀の歴史家ディオドロスが三十年かけて書いた古代最大の歴史書『ビブリオテーケー(世界史)』の翻訳である。『ビブリオテーケー』は、全四十巻からなるが、現存しているのは、最初の五巻と巻十一~二〇のみである。この本はその最初の五巻を訳したもの。これらの巻はトロイア戦争以前の各民族の歴史と伝承神話を扱っている.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 300頁、より)
目次
1 ディオドロス「神代地誌」
2 ポンポニウス・メラ「世界地理」
3 プルタルコス「イシスとオシリス」