目次
第1章 社会的養護を受ける子どもの背景(社会的養護とは?;社会的養護にはどのような種類がある? ほか)
第2章 学校で起こる子どもの「あるある」な行動(里親家庭;被虐待児;児童養護施設の子どもたち)
第3章 先生と児童相談所との連携(児童相談所についての基礎知識;学校・里親(または養親)・児童相談所の3者で取り組むべきこと、互いに意識すること
学校の要望を伝える
児童相談所に連絡しなければならないこと)
第4章 先生と里親・養親との連携(多様な状況を生きる子ども、親子、家庭を受けとめる;里親・養親を知る~里親・養親という養育者と子ども ほか)
第5章 里親家庭の実子への対応(里親家庭の実子とは;里親家庭の実子の思いや悩み;里親家庭の実子の学校での生活;里親家庭の実子への学校教員の対応)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
エビ
1
タカヤさんの例を読んだ時、発達障害の有無を考えていたけれど、集団のルール、徒競走、ごめんなさいの言葉の意味、これらを知らない可能性を提示され驚いた。通称名を使えるのも今まで知らなかった。自閉症児支援の原則、SPELLも勉強になった。「親に感謝を述べたくない子どもがいること、先生はわからないよね」と告白した部分では胸が痛む。里子を受け入れるのに、実子への説明義務がないことには不満が募った。子供を理解するために自分の感じ方、考え方ではなく、子供が感じている世界を想像する、結びの言葉を箴言にしたい。2025/11/26




