目次
第１章 ミクロの世界の謎
第２章 複素数の性質
第３章 理解を助ける計算例
第４章 確率解釈
第５章 フーリエ解析
第６章 多粒子系
第７章 解釈論争
付録
著者等紹介
広江克彦［ヒロエカツヒコ］
１９７２年生まれ。岐阜県出身。静岡大学理学部物理学科卒。同大学院修士課程修了。’００年より、物理学を解説するウェブサイト「ＥＭＡＮの物理学」の運営を開始。その内容が徐々に評価され、現在は農業に片足を置きつつ、執筆に励む（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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修一郎
69
なんでこんな本を手に取ったかというと，環境計量士試験を受けるために20年ぶりぐらいに有機化学を勉強し直したら，あの丸暗記するだけだった化学反応が電子の動きで説明するやり方になっていてえらく分かり易くなってて驚いたからだ。シュレーディンガー方程式を順々に解いていくと，あれあれ本当に(l,m,n)で表わされる飛び飛びの解しかとれないじゃん…って，昔からそうだったんだろうけど今更ながらちょっと理解した気になる。波動方程式なんて昔は見ただけでもうだめだ，と思っていたけどその拒否感も少しは緩和された，みたい…2017/03/10
プラス３
9
いきなりシュレディンガー方程式というものを与えられ、言われるがままに解き、意味不明な用語を覚え、訳が分からないまま終わる・・・。で数年後、ブルーバックスなどを読んでいるときに、ふと思うわけです。「アレは一体なんだったのか？」と。本書は、教科書に出てくる数式の物理学的な意味、および用語の概念、よくある勘違いなどが詳しく説明されています。量子力学ビギナーを量子力学中級者へと引き上げてくれそうな１冊。2016/01/06
椪
0
量子力学の最初の1歩目or嫌いな人とかはこういう本とかブルーバックスとかの直感的理解を促す本に触れたら楽になりそうと思った2018/12/26
L_Xasty
0
量子力学を勉強したい人の取っ掛かりには良い本。
