内容説明
本書は、実際に本工法の設計・施工に携わっている技術者が、数多くの補強土壁工法の中から現地に適した工法を選定することを目的に記述した。したがって本書は実務面に重点をおいて、できるだけ補強土壁工法全般の実状を述べることにした。１章では総説について述べ、２章、３章では工法の種類と主要部材の種類と特性について述べた。また、４章、５章、６章、７章では調査、設計法、設計例、施工について述べ、最後の８章では工法の選定法について述べた。
目次
１章 総説
２章 補強土壁工法の種類と特性
３章 補強土壁工法の部材
４章 補強土壁工法の調査
５章 補強土壁工法の設計
６章 補強土壁工法の設計計算例
７章 補強土壁工法の施工
８章 補強土壁工法の選定
著者等紹介
小川憲保［オガワノリヤス］
１９４８年８月香川県坂出市で生まれる。１９７４年３月信州大学工学部土木工学科卒業。１９９５年３月信州大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。現在、（株）補強土エンジニアリング代表取締役社長。博士（工学）、技術士（建設部門土質及び基礎）。著書に『実務者のためのテールアルメ工法の設計と施工』（共著）、理工図書、１９９１
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