内容説明
運動科学とは、運動の発現・制御と代謝性調節、力学的効率といった現象を、生理学・生化学・力学など多方面から考察する学問である。健康の保持・増進や運動リハビリテーション、競技スポーツに関する研究の需要が高まるなか、人間の身体運動に力点をおいた、これら運動科学に関連する研究はますます盛んになってきている。本書は、生体の運動機能の研究を専門としてきた著者が、長年の講義体験を生かし、運動科学の基礎的な知識をわかりやすくまとめたものである。体育学・看護学・栄養学・人間科学・工学系の学生の教科書、運動・体育指導、リハビリ、看護、健康管理に携わる方々への参考書として好適。
目次
1章 運動科学の役割と関心
2章 運動の本質的要素
3章 運動の持続性要素
4章 運動のバイオメカニックス
5章 運動機能とその潜在能力
6章 疲労
7章 成長・発達・老化と運動
8章 スポーツトレーニングの理論とその活用
9章 健康と体力づくりの理論
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- 和書
- 分子細胞生物学 〈下〉