内容説明
木匠の心と技。本書は第1編「木工の継ぎ手・合板工作」、第2編「木工における接合・集成加工」の2編から構成されています。第1編は橋本喜代太先生の旧著『工木具と基本工作法』の「接ぎ手工作」編の復刻で、手加工による木工の継ぎ手技法を図解詳述しています。第2編は成田寿一郎博士が木材加工における接合と集成技法について、史的展開を踏まえて述べています。木工に携わる方々へ贈る、ユニークな木工論として話題の一書です。
目次
第1編 木工の接ぎ手・合板工作(際接ぎ;相欠き接ぎ;三枚接ぎ;留接ぎ;打付け接ぎ;組接ぎ ほか)
第2編 木工における接合・集成加工(集成工作とは;緊結;接着技法;接着工作;建築の継手・仕口;矧ぎと継ぎ ほか)