出版社内容情報
日本の大工が日本建築とは異質な西洋建築の意匠・構造等をいかにして取り込み同化して行ったかを詳説。
内容説明
鎖国の解禁と同時に流入してきた西欧文化は、わが国の木造建築にどのような影響を与えたか。本書は、日本各地に残る、おもに明治期の洋風木造建築をとり上げ、威風堂々とした構造様式および各部のデザインを、豊富な写真とわかりやすい構造図を用いて解説。読者を魅了する数かずの美しい事例と明快な解説により、木造建築の基本的知識が、読み進めながら自然に身につくユニークな入門書。
目次
第1章 わが国における洋風木造建築
第2章 壁
第3章 屋根
第4章 床
第5章 開口部