ブータンにデジタル工房を設置した

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ブータンにデジタル工房を設置した

  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784844379133
  • NDC分類 333.825

内容説明

JICA事務所長として、ブータンに3年間駐在した。

目次

プロローグ 離任直後
第1章 ブータン赴任前夜
第2章 動きそうで動かない人々
第3章 ファブラボ・ブータン構想から距離を置く
第4章 急転直下、ファブラボ誕生!
第5章 決まらない新プロジェクト
第6章 2018年夏の快挙
第7章 ファブラボにつなげ
第8章 さよならブータン
エピローグ ブータンの未来、国際協力の未来

著者等紹介

山田浩司[ヤマダコウジ]
1963年、岐阜県生まれ。国際協力機構(JICA)前ブータン事務所長。上智大学大学院経済学研究科、日本福祉大学大学院国際社会開発研究科修了。民間金融機関勤務を経て1993年JICA入構、ネパール事務所員(1995~98年)、世界銀行出向(2000~03年)、インド事務所次長(2007~10年)、ブータン事務所長(2016~19年)等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

19
知り合いが出した本。キンドルで読んだ。ブータンにファブラオという3Dプリンターやレーザー加工機などを設置したモノづくりの拠点を作っていこうというプロジェクトのお話。最初すごくやる気を見せていたパートナーが途中、全くコミットしなくなり、最後に猛烈な馬力を発揮して何とかなってしまうという。そして形ができると意外なところから人材が現れたり。当然思ったようにいかないのだが、そこが面白いところなんだなと改めて思った。3Dプリンターを買い、試行錯誤しながら自分でもモノづくりを始めたというエピソードが良かった。2020/10/15

Sanchai

2
タイトルだけ見て、ブータンの本かと思いきや、インドやネパールのデジタル工房の話も登場する。ブータンというと、民族衣装と農業、そして日本では「薬物中毒」というイメージで見られてしまうが、本書を読むと、Tシャツ姿で3D CADデータを作り、作業着を着て3DプリンターやCNCウッドルーターを動かしている若者、Lチカのプログラミングをやってる高校生や、自作ドローンを飛ばしちゃった高卒青年が出てくる。今まで日本人が抱いていた山岳国ブータンのイメージをかなり変える内容。2020/10/03

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