内容説明
本当にやりたいことは何か。現状から一歩踏み出したいあなたの背中を押す本。
目次
第1章 直感を信じる(直感について;偶然出会ったことの意味;後悔について;原動力となるもの)
第2章 行動する(退職届を出す前に;才能について;相談のデメリット)
第3章 自分を壊す(オリジナリティって?;気遣いがすべて;言葉を超えるコミュニケーション;ゼロになる)
第4章 自分を作る(昇進と変化;武器を持つ;評価の捉え方;もしサラリーマンを続けていたならば)
新作落語「ナンシー」
著者等紹介
立川志の春[タテカワシノハル]
1976年、大阪府豊中市生まれ。千葉県柏市で育つ。幼少時と大学時代の計7年ほどをアメリカで過ごした。アメリカのイェール大学を卒業後、三井物産に3年半勤務。2002年、三井物産を退社し、立川志の輔に入門。2011年、二ツ目に昇進。2013年、NHK新人演芸大賞本選進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
92
落語の徒弟制度について。「俺(師匠)を快適にしろ」と言われて弟子はどうするか?兄弟子から引き継いだマニュアルはあるものの、その通りにすればいいというものではないらしい。捉え方によっては弟子をいびっているようにも見えるかもしれないが、もちろんそうではない。業界のひとでなくても、読んでいくうちに「ガッテン」することができる。2015/08/07
くまさん
3
一度の人生なんだ。自分の信じる道を進む。そんな声が聞こえてきそうな本だ。世間体ではない,本当の歩みたい人生を進むことの大切さ,すばらしいモノを見つけたときの人のちからを見せてもらった。2017/09/17
しゅんぺい(笑)
3
これは、単純に読み物としてめちゃくちゃおもしろい。好きやったなぁ。タイトルは『嫌われる勇気』に乗っかったんやろうなと思ってしまうけど、決して軽い内容に終わっていない。「もう好きなことをするには遅いかもしれない」、そんなふうに思えてしまうような年齢にあった著者が、ふとした落語との出会いによって、それまでの自分を壊して、新しい自分を一からつくっていく記録。なかなか簡単にできることではない。2015/04/20
ハル
2
志の輔師匠に「志の春さんいいですね」と言ったら「いいでしょう?」と答えたというエピソードを、落語の本を何冊も出してる広瀬氏がPodcastで話していたと記憶しています。前座修行に8年かかったという志の春さんですが、「自分を壊し」て一生懸命に修行している姿を師匠もしっかりご覧になってるんだろうなと思いました。志の春さんの生の高座で初めてみた「ナンシー」が巻末に。2018/04/17
tamako-yogini
2
何か自分自身の人生の参考になることを期待して、読みました。読んでいたら、著者の人生にも興味を持ちましたが、古典落語に興味を持ちました。古典落語を聞きたいです。2017/10/11
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