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内容説明
リーダーは勤務時間の13%を部下の無礼な行動の後始末に費やしている。43歳で社長に就任。倒産寸前、売上19億円の会社を、1,000億円を超える一部上場企業にしたプロ経営者が語る、ビジネスで大切なこと。
目次
第1章 礼節(誰からも褒められるあなたの会社、あなたの部下;大きな声と笑顔を組み合わせ、挨拶をする ほか)
第2章 部下指導(正鵠を射た質問で部下を育てる;部下の話を聞いて、すぐまとめに入らない ほか)
第3章 リーダーシップ(湿り気のある関係;「無用の用」を尊重する ほか)
第4章 ビジネス(「最初に、適切に仕事をする」と指導する;価値観の違い、多様性を体験する ほか)
第5章 マネジメント(会社のカネの使い方でわかる、あなたのマネジメント度;評価者のレベルが評価される ほか)
著者等紹介
園山征夫[ソノヤマユキオ]
1967年慶応義塾大学経済学部卒業後、三和銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。73年国際ロータリー財団奨学生として米国ニューメキシコ大学経営大学院に留学。84年CSKに入社。CSK創業者、故大川功会長より経営危機のベルシステム24の立て直しを託され、86年専務、87年43歳で同社社長に就任。94年店頭公開。99年には東証1部上場を果たし、テレマーケティング業界No.1の企業に成長させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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二階堂聖
3
合理性と効率を前面に出した経営手法一辺倒ではなく、人間関係を考えた組織が大事なのでは?という著者。ドライ過ぎずかといって、過度に干渉しない「湿り気のある関係」が推奨されています。参考になることが多々。ただ、大きな声と笑顔を組み合わせ挨拶するというのには反対。大きな声で挨拶するリーダーにろくなやつはいない。 『「リーダーになった最初の数ヶ月は、ボケッとしていなさい。ましてや、管理をしようとするなよ。しばらく仕事の様子を見ていなさい」と、私は新人管理職の研修で話していました。(P82)』2014/07/11