内容説明
ロジックや数字で固められた説明や計画よりストーリーの“ゆるさ”でうまくいく。説得力あるストーリーを磨く9つの原則。
目次
1 ストーリーのゆるさを活かすのがストーリー思考
2 ストーリー思考の主役たち
3 ストーリーを作るための基本原則
4 必然的なストーリーを作るための思考原則
5 相手に伝わるストーリーにするための表現原則
6 印象づけ、理解を深める―自分や商品をわかってもらっていますか?
7 イメージを共有する―目に見えないもののイメージこそストーリーで共有する
8 やり方を伝える―マニュアルだけではわからないことはストーリーが教えてくれる
著者等紹介
生方正也[ウブカタマサヤ]
東京大学文学部卒業。日産自動車にて、取引先部品メーカーの経営分析・指導を担当。ウイリアム・エム・マーサー(現マーサージャパン)にて、人事制度改革、組織変革等のコンサルティングに従事した後、グロービスを経て独立。現在は、人材開発、組織変革に関するコンサルティングに携わると同時に、思考力強化に関する分野の指導、著作活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
29
ストーリーを考えるようになると、具体的なアクションをしたら次に何が起きるのかを考えることになる。一つひとつのアクションのつながりを意識するようになると、他にしなければならないことが思い浮かぶようになる。何より、最終的なゴールにたどり着かないといけないので、単にアクションを順序よく並べればよいわけではない。 点の思考とか線の思考と呼んだりすることがあるが、線の思考はそれぞれがつながっていることを示し、ストーリーでプランを練るということは、まさに線の思考を実行していることになる。2019/11/22
kiki
7
自分の考えていることを実現するために、ストーリーを作り、伝えるか。終わりから逆算してストーリーを組み立てる。相手が何を求めているのか、伝えるシチュエーションも選ぶことも大切。2018/05/05
Ryo Suenaga
4
最近書店のビジネス書コーナーに行けば、「ストーリー」をテーマにした本が多い。 営業活動、マーケティング、広告、コピーライティングなどにおいて、重要かつ注目度の高いことは承知していたが、残念のことに無知な僕レベルで読める「ストーリー」の本がなかったところに、ちょうどいいレベルとボリュームの本が本書である。 「ストーリー」というと真っ白なキャンパスに一気に物語となる題材を書き上げていくかと思いきや、それは大きな間違いで、「いくつかの出来事」を組み合わせ、連続させたものがストーリーであるということは盲点2014/02/03
みやこ
2
物語にもルールがあり、話し方にそれを混ぜると理解してもらいやすい。2020/10/07
リン
1
・使えそうだと思ったポイント プロジェクトの事前準備 プレゼン、社内営業 はじまりとおわりを意識するためには、 出来事、事実をまずは網羅的に洗い出すことが肝要 必然性のあるストーリーのために、 ロジックを使う 2022/05/22
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- VENOM N 07