内容説明
「買わせる仕掛け」から「売れる仕組み」へ。マーケティングコストは「経費」ではなく「投資」だ。パッケージは最強のオウンドメディアだ。ウェブサイトはブランドの本拠地だ。顧客との関係は、広告ではなく対話でつくる。企業は、社会とかかわる姿勢を見られている…。常識をくるり。あなたの会社のマーケティングが本当に変わる。
目次
第1章 マーケティングのゴールはどこか
第2章 広告が効かなくなった3つの訳
第3章 あれっ?見たことないから買ってみよう!
第4章 「買い場起点」のマーケティング発想
第5章 企業は人柄を見られている
第6章 アフターアクションマーケティングの実践
第7章 道具の進化と普遍性
著者等紹介
辻井良一[ツジイリョウイチ]
マーケティングコンサルタント。株式会社バリューマーケティング研究所代表取締役。札幌市生まれ。1983年セールスプロモーション会社、株式会社アイベックスを設立。2004年株式会社デジタルガレージとM&A、同社取締役に就任。2007年に退任し、同年株式会社バリューマーケティング研究所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yyhhyy
2
感覚的に同意する所が多かった。広告効果低下の原因の一つに流通の力がメーカーより強くなったという指摘は秀逸。これからは人が人から物を買うのだ ということをもっと意識しなければならない2014/11/17
Koki Kuboyama
0
マーケティングの捉え方を流通との関わりまで広げて考えよう、という発想や思想は面白くて中盤までさくさく読み進めた。ただ、そうしたことを受けてどうしていくべきか?というところはよく議論されるマーケティングと何も変わらないように思えたし、高関与商材ではもう少し違う捉え方が必要なのでは?と思えた。とはいえ、考えるきっかけとしてはすごく良い本だった。2015/05/07