内容説明
他人と違うことをやらなければ勝てない原則を忘れていませんか。誰もが知る合理的な分析手法に従って結論を出している限り、行き着く答えは似通ったものになる。平均点を超えて突出した結果を出す経営。
目次
第1章 成功者は合理性を超える(サムスン電子はなぜ強いのか;人はワクワクすることが好き ほか)
第2章 合理性を踏まえること、合理性を超えること(平均の落とし穴;ディシジョン・ツリーはいかにも合理的だが ほか)
第3章 合理性を超えたケース、超えられなかったケース(役員は反対だったホンダ・シティ;財務体質の悪いアサヒがキリンを抜いた ほか)
第4章 合理性をいかに超えるか(リーダーシップのありかた;合理性を踏まえる ほか)
著者等紹介
金子智朗[カネコトモアキ]
コンサルタント、公認会計士、税理士。東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。日本航空株式会社、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント等を経て独立。現在、経営コンサルティング、企業研修、講演、執筆を幅広く行っている。ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。名古屋商科大学大学院教授、多摩大学大学院客員教授、亜細亜大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芸術家くーまん843
2
「合理性を超えた先にイノベーションは生まれる」金子 智朗 クロスメディア・パブリッシングhttp://amazon.co.jp/o/ASIN/4844373218/mag06-22/ref=nosim/合理的な経営判断を教えているコンサルタントが、合理性を超えた先にこそとてつもない成功がある、と教えてくれる一冊。世の中は、ハイリスク・ハイリターンですから、ハイリターンを狙えば、リスクはどうしても高くなるのです。<ハイ・リターンにハイ・リスクは付きものだ。中にはそのリスクを承知の上で、それでも一番の成功2013/09/27
大竹 粋
2
たまには常識にとらわれた頭をリセットする必要はある。合理性を単に越えればそれでイノベーションになるなんていう単純な話ではもちろんないが、常識にとらわれて「出来ない」「無理無理」といっているだけでは変革できるわけはない。管理会計の視点から様々な考え方も教えてくれるが、やはり最後は人間力、直感なのかなあと。2013/08/06
だいきとかずき
1
目先の結果よりも人との関係を続けることの方が大事、考えるときは合理的に行動するときは、時にはその合理性を超えた行動を、とい点についてはうなづける。2014/04/12
パクチー
0
サラリーマン社長と創業者の違いに納得。2014/01/13
よねちゃん
0
みんな合理的な判断しかしないから、結局みんな同じ事をして同じ結果になってしまう、というところに共感した。2013/09/21