内容説明
夜空を見上げると、そこはロマンチックな物語で溢れている。惹かれ合う星たちの物語、幸せな月の国へ行った話など、ロマンチックな昔話・神話とともに美しい夜空の風景を愉しむ写真集。
目次
第1章 ヨーロッパの夜空と星たちの物語(荷車の星/ウクライナ;オーロラのナイナス/ロシア;天の川は鶴の羽/ロシア ほか)
第2章 アジアの夜空と星たちの物語(七羽のひよこ星/タイ;天の川をさかのぼった張騫/中国;月の中の少女/中国 ほか)
第3章 北米の夜空と星たちの物語(虹を渡った動物たち/アメリカ;月の満ち欠けは悩みのせい/アメリカ;明星と並んで輝くスターボーイ/カナダ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
41
夜空は夢のある世界だ。「天上にかかった橋」は特に。死んだ時間は違っても...永い時間がかかっても夜空で橋を創りたくなる。「荷車の星」「星と蛍の起源」はとてもロマンティック。「麦束の跡」はドローミティの風景に惹かれる。「月の満ち欠けは嫉悩みのせい」はアメリカを感じた。月とウサギはアジア的発想か。 画像より綴られた世界が心地よいと感じる時と逆な時もあり下書き感想も日々変化するという感で、それも面白かった。綴られた物語にはお国柄を感じた。登場しない南米・アフリカ・南極等の夜空や物語があったら更に良かった。 2021/02/26
シャコタンブルー
38
本日、都内での感染者何と107人! 恐るべしコロナ。まだまだ旅行には行けないなと思いながら本書の美しい星空を眺めながら、まだ見ぬ憧れの地の絶景に思いは募る。圧巻はロシアの凍ったバイカル湖のオーロラと星の壮絶な景色。何とも雄大で美しい。かの国の大統領は2036年まで大統領を続行できる憲法を改正してしまったが・・。いつかはどこかの国で一度はオーロラを見たい。2020/07/02
merci
2
☆☆☆美しい星空の写真が満載で、見ているだけで豊かな気持ちになれる。2023/01/13
かめみっちゃん
1
世界の神話・民話と星空を楽しめる本。不幸な子が月や星になる…とか、月に◯◯の姿が見える…という話は世界共通なのね。壮大な星空に癒やされた。2024/08/12
Eri
1
美しい夜空の写真と、星や月にまつわるお話。 あまりにもたくさんの星と見たことのない風景の写真を見ると、CGみたいだと思ってしまった。 たくさんあるなかで、アジアの写真が好き。2020/11/19