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出版社内容情報
スピッツのCDジャケットは、その音楽性とともにボーカル・草野マサムネの美学が貫かれていることが多くの人に知られています。
この本はそんなCDジャケットのアザーカット、ジャケット関連のメンバー未公開写真、貴重なデザイン資料などを掲載した豪華アートブック。草野マサムネの4時間にもおよぶインタビューも収録しています。
結成30周年を迎えたスピッツのアートワークを総括するファン必携の本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiyo
7
★4.5 スピッツのデビューアルバムから最新アルバムまで、デザインをテーマに送るアートブック。初期の5枚を手掛けた梶谷芳郎、以降の全作を手掛けた木村豊、vo.草野マサムネによるアルバム1枚1枚へのコメントがとても楽しい。また、撮影風景やアザーカット等も興味深く、クスリと笑える写真も紛れている。スピッツの代名詞でもある"女の子ジャケ"、近年のストーリー性重視のジャケット、どちらも同じくらい好き。気付けばスピッツのファンになって20年を超えてしまったけれど、これからも変わらず好きでいられる人たち、音楽たち。2018/07/29
Takuya Kawahara
4
スピッツの歴代アルバムCDの「ジャケットデザイン」に関する資料&インタビュー集。表紙は8thアルバム『フェイクファー』のジャケットであるが、私は中・高校生の頃、このアルバムと前作の『インディゴ地平線』を本当によく聴いていた覚えがあるので、まずは懐かしく一人遠い目をしていた…。この頃のジャケットはいわゆる「女の子ジャケ」というもので、自分はスピッツの曲はもちろんのこと、無意識的にこういうデザインも好きだったのだろう。本書を読んで、ジャケットにもマサムネさんはここまで気を配っていたのか、と感嘆した次第(^^)2018/02/22
ガジュマル
4
想像していた以上にジャケットにマサムネの意向が汲まれているのが分かった。アザーカットは面白い。ジャケット写真が少し違うだけでも印象が変わるな。ただシングルのデザインも網羅して欲しかった。それとこの手の本は余り買わないので分からないけど7000円超の値段は高すぎる気がする。 2018/02/09
リンコ
4
スピッツファンが読むだけでなく、CDジャケットを実はどう創っていくのかということが、記されていてとても勉強になった。スピッツの写真集ということだけでなく、モノを創るということの世界観とかこだわりとか、天才詩人マサムネさんのやりたかったこととか、ともかくすべてひっくるめてめちゃくちゃ染みわたるような一冊。バンドやるって、それほどちゃらちゃらしたもんじゃあないんだな、生みの苦しみみたいなものがあるんだなとか色々感じてみたり。ただ、デザインするっていうことは、とてつもなく楽しいことなんだなあと思いました。2018/02/07
ふなし
3
実際に持っているCDを傍らに、ジャケットを見ながら拝読しました! 興味深いものばかりです…2018/07/05