絵とき日本美術―イラストでおぼえる日本の絵師・名画たち

石川 マサル/フレア【共著】/増田 吉孝【監修】

エムディエヌコーポレーション（2016/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 135p／高さ 21cm
• 商品コード 9784844366065
• NDC分類 721
• Cコード C0070

内容説明

日本人って昔からこんなにクリエイティブ！若冲、宗達、光琳、北斎、鳥獣戯画…国宝・重要文化財クラスの名画とその絵師たちの魅力・生きざまをフレンドリーなイラストで解説。これから始めたい・知りたい人にピッタリの日本美術の入門書！

目次

日本美術を見比べてみよう（カラー）
絵巻物・日本画（源氏物語絵巻；鳥獣人物戯画；築島物語絵巻　ほか）
水墨画・禅画（雪舟；長谷川等伯；本阿弥光悦　ほか）
浮世絵・版画（鈴木春信；鳥居清長；喜多川歌麿　ほか）

著者等紹介

石川マサル［イシカワマサル］
ｍｉ　ｅ　ｒｕ代表／ヴィジュアルデザイナー。１９７４年生まれ。２０００年東京藝術大学大学院修了。同大学卒業制作にてサロン・ド・プランタン賞、修了制作で杜賞受賞。２００１年リクルートスカラシップ奨学生として渡独。ドイツとイタリアのデザインスタジオを経て、２００９年帰国。デザイン事務所ｍｉ　ｅ　ｒｕ設立。日本グラフィックデザイナー協会（ＪＡＧＤＡ）会員。阿佐ヶ谷美術専門学校非常勤講師

増田吉孝［マスダヨシタカ］
日本文化に関連した事業を展開する株式会社ワノコト代表取締役。ワノコトが運営する国内最大級の日本文化ポータルサイト「Ｊａｐａａａｎ」では、今の感覚で気軽に日本文化を感じワクワクできる場所を提供。自ら編集長も務め、日本文化を独自の視点から紹介している。「日本の文化と今をつなぐ」という目的の下、堅苦しくない形で誰もが気軽に楽しめる日本文化の情報を発信し続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[conyTM3]

日本の絵師がサクサクッと紹介されている。 実際の作品はモノクロ掲載だけど、黒と紫の2色でPOPに展開された名画がいい感じ。 石川マサルさんという方のインパクトあるイラストを愉しむための本かも。 好きです、このタッチ。

2021/08/05

[野の花]

日本の絵師さんがその代表作と共に紹介されています。作品がダイナミックなイラストになっているのがこの本の特徴かな。目次の次にある相関図が系統だって覚えられて便利です。

2019/06/30

[m]

日本美術の有名どころをさらっと復習。時代の流れや流派の整理に巻頭の相関図が役立つ。イラストだけでは物足りず、実物をフルカラー見たくなる。

2019/11/14

[kaguyam]

本当に入門の入門。入り口としてはいいのかも。物足りない。

2018/10/26

[ダリア]

見開き１ページに一人の画家を紹介しているので広く浅く。名前だけ知っている画家もいれば、この人は有名で他のエピソードも知っている人もいる。好みの画家を見つけて、他の書物からより詳しく調べてみるための本かしら。

2017/02/23